羊料理の本
羊まるごと食べ尽くす料理本
スピナッツの本棚・1    
著者 羊飼い・武藤浩史
料理人・河内忠一
出版年月日 2001年10月15日
本体価格 \1,260
頁数、サイズ 46頁、A5
分類 料理/エッセー

 
羊料理
写真はバラ肉で作ったナバラン

内容:
羊飼いと料理人が出会って、この本が生まれました。
羊一頭余すことなく食べ尽くす「羊料理の本」
あなたの家庭で、お楽しみあれ。

本文より:
「羊を丸ごといただく事、それが人間の仕事」
羊は内臓も脳みそもそして血さえもほとんどの部位は美味しく食べることができますが、処理に手間のかかるわりにその評価は低く、販売する立場からすると割に合いません。家畜を生活の糧として自給自足的生活を営む人々にとっては、すべてが羊からの大切な贈り物であり、モンゴルの遊牧民は血で大地を汚すことなく、羊を屠殺し、すべてを食べ尽くします。一方生産しないでお金を出して購入する人々にとっては必要なものだけを選択して手に入れることができればよいのです。それは羊以外の食料をお店で購入している羊飼いとて同じことです。しかし生きとし生けるものに無駄なものなどありません、すべては自然のみごとなバランスの中に存在するのです。羊は人の消化できない植物を食べ、生産物を提供するとともに、大地に糞を還元して、草を育てます。その草食動物を食べている人間の役目といえば、屠殺した羊を肉も内臓も、毛も皮も残すことなく利用することではないでしょうか。そんなことを少し考えて、内臓料理にもチャレンジしてみてください。

目次:
・羊は人種も宗教も越えた世界の共通語
   ラムステーキ ウンブリア風
・馴染みのないラム料理 でも難しく考えないで
   ラムモモ肉 レモンソース
   近藤知彦オリジナルレセピ 「ジンギスカン」

・ジンギスカンの国からやってきた 羊料理の革命児
   シュゥパウロウ
・ミルクラムは春の旬
   ラムロースのお刺身
・骨までしゃぶって 骨まで愛して
   ラム肉入りミネストローネスープ
   羊のブイヨンの取り方
・ラムカレー お宅風のアレンジでお楽しみあれ
   ラムカレー
・串焼きは料理の原点
   モンゴル風ラム肉の串焼き
・お若いのがお好き それとも熟年がお好き?
   マトンの味噌付け焼き
   マトンチャップのオーヴン焼きインド風
・食欲の秋 旬の野菜とラム肉で
   ナバラン
・ミンチはフェルトの様なものなのです
   ヤンロンショウマイ
・オオカミは内臓から カラスは目玉から
   アイリッシュ シチュー
・ラムローストでパーティー&パーティー
   ラムレッグのロースト
・羊肉料理に適したスパイス
・羊肉の年令別呼び方
・内臓は ほるもんでも下手物でもない
   子羊レバーのベネト風
   レバーペースト
   トリッパ
   子羊胃袋と香菜 ツァンツァイ の炒めもの
   心臓 ハツ の串焼き
   羊の脳みそのフライ
・命ある羊は死して胃袋に納まり 我々の命を育む
・羊肉の入手先リスト
・付録 羊肉の図解、羊の内臓図解