原毛屋が語る紡ぎの基礎講座.です。
詳しい資料は単行本「はじめての糸紡ぎ」をご覧下さい。あなたの疑問にはメールでも受け付けます。

第10回 スピンドルの使い方

1.種糸に羊毛をつける

スピンドルの軸棒に紙を巻いてボビンにする。そこに種糸(30cm程)を結び付け、その先に輪を作っておく。その輪に羊毛をくぐらせる。

2.軸の先に種糸をかける

羊毛を重ねて持ち、種糸を軸にクルクル巻き付け、軸の先のみぞ、あるいはヒートンにひっかける
 ⇒『はじめての糸紡ぎ』p.54参照

3.軸を回転させる

右手に羊毛を持ったら左手で軸の先を時計回り(Z撚り)に回しはじめる。いつも同じ方向にまわすように気をつける。

4.羊毛をのばす

右手で羊毛を充分にのばしたら、

5.撚りを伝える

左手は糸に添ってつたい上がって撚りを伝える。この動作を繰りかえす。

6.追撚する

途中でスピンドルがまわらなくなったら、右手で糸を支え、左手で軸をまわして回転させる。

7.糸を巻き取る

充分に手がのびるところまで糸ができたら、軸の先から糸をはずし、紙の上に巻き取っていく。

8.軸の先に糸をかける

最後は軸に糸をからませ、軸の先のみぞにひっかけ、又、3.に戻って紡ぐ。これを繰り返し、紙のボビンがいっぱいになるまで紡ぐ。

『スピナッツの本棚2 はじめての糸紡ぎ』p48〜49より抜粋

糸紡ぎワンポイントレッスンINDEX

第1回  羊毛を洗う
第2回  羊毛の染め方の基本
第3回  毛をカーディングする
第4回  毛を梳くコーミング
第5回  糸を紡ぐ1 糸車をセットする
第6回  糸を紡ぐ2 糸車で紡ぐ
第7回  糸を紡ぐ3 双糸を作る
第8回  撚り止め(ニットの場合)
第9回  撚り止め(織物の場合)
第10回  スピンドルの使い方
第11回 糸のつなぎ方
第12回 羊の毛からフェルトを作る
番外編 田村直子のSpindle Spinning
番外編2 スカーティング講座