お天気のいい日は羊毛洗い

写真はルーマニア北北西部マラムレシュ村、ポンタが訪れたのは1987年8月。写真家のみやこうせいさんのツアーに参加、みやさんに案内していただきました。
村を歩くとあちこちの戸外で手仕事をしている人に出会いました。
スピンドルをまわすおばあちゃん、編み物をする女の子達、ドラム缶の大鍋で染色をするお母さん、近所の子供達がお母さんの機織の傍らで鬼ごっこしています。川では敷物の洗濯、色とりどりの裂織りのマットを土手にかわかし、織物の縮絨は川から引き込んだ水流を利用して攪拌します。まるで巨大な洗濯機!直径2mほどの木の桶の中で、絨毯がぐるぐる回り縮絨されていきます。
村はまるでヘンデルとグレーテルのお菓子の家。樅の木で作った教会、蔓のつるを編んだ垣根(そう!「編む」という表現がぴったりなのです)、裸足で走り回る子供達。手仕事は、お日様の下がよく似合います。
スピナッツ64号、今回からの4回連載でルーマニアの手仕事を写真エッセーでご紹介します。1回目は「羊毛洗い」ルーマニアでは洗った羊毛は洗濯物と同じ、ロープに掛けて乾かします。なるほどその方が風が通ってかわきも早い、やってみようかな?

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