スピナッツ64号表紙

  

Spinnuts No.64 2006年5月10日発行 64ページ 1260円

2006年の春号は草木の芽吹きにあわせて、「草木染め」の大特集、保存版です。この一冊あれば、あなたも今日から草木染めの醍醐味を楽しむことが出来ます。都会に住むあなたも、自分の散歩道を見つけて、はじめてみませんか?
季節のめぐりはどこにでも誰にでも、ひとしくやってきます。

今まで草木染めにはちょっと抵抗のあった方も・・・
・草木で染められる色って皆同じような色でバリエーションがないじゃないの?だから欲しい色が手にはいらないじゃない。とか・・・
・なんだか色々難しそうで敷居が高い。とか・・・
・草木に親しむって言ったって、わざわざ山に登って取ってこなくちゃいけないのかしら・・・。とか
いろいろ草木染めを高嶺の花のように感じている方もおられるかもしれません。

それを、今回きだて槙江さんがとても身近な物としてナビゲートしてくださいます。
すなわち、草木染めですべての色が出せることとか、自分の身近な環境のなかで楽しむ草木染めの醍醐味、また羊毛にかぎらず木綿や絹の染め方もご紹介してくださいます。

これを読んだら、きっとあなたも草木染めがしたくてむずむずしてきますよ。
そう!旬の野菜が店先に出回ってくると、もうそれが食べたくて・・・と言うより作りたくてたまらなくなる感じ。6月に梅酒が漬けたくなるかんじ・・・季節ごとの草木にむずむずわくわくしてくるのです。


さて今回のコンテンツは・・・
  • きだて槙江さんの、草木で染めた紡ぎの仕事。四季の草木染めのサンプル9種類付き。
  • 「羊の恵み・衣食住」のページでは、羊の良さを1つ1つご紹介。
  • 坂田ルツ子さんのワンステップアップのためのシルクオーガンジー・マフラーのテクニック紹介。

トップのカラーページは

田村直子さんのシェットランドレース

去年「10gから最も長い糸を紡ぐ」コンテストのスピンドル部門でグランプリを受賞。ダントツトップの1468.61m/10g(この糸を今回サンプルにつけさせていただきました。お楽しみに!)。他の追随を許さぬ驚異的な記録。この数字、田村さん自身をおいてやぶれる人はいないのでは?ギネスブック申請中です。

その田村さん曰く「こんなに細い糸、何に使えるのかって、思われるでしょうけど、実際に何か形になるというより、自分自身に返ってくることがとても多いのです。すなわち、こうして10gという枠を作られて、細い糸を紡ぐことに集中することにより、糸の細さを自分で自在にコントロールできるようになれるのです。おかげでザックリしたセーターから極細のレース糸まで安定した糸つくりが、とても楽にできるようになりました。何をしても苦にならなくなるのです。10gの糸に挑戦することが自分自身を鍛えて自信を持たせてくれるようになるんです。」

あなたも10gのコンテストに参加しませんか?詳しくはスピンハウスにお尋ねください。応募要綱等、日本からエントリーの取りまとめをいたします。

田村直子さんのシェットランドレース

今回のメインは

きだて槙江 四季の草木と紡ぎのいとなみ

草木染めの総まとめの号、全16ページです。

きだてさん曰く「身の回り、すなわち庭木の剪定した枝葉等を四季折々染めていくことによって、ほとんどの色は出せます。赤と青は茜や藍を使い、ナチュラルカラーの羊毛を組み合わせて、カードでブレンドすることによって色のバリエーションはぐっと広がります。」
ポンタ自身、草木染めへのコンプレックスが吹き飛んで、目から鱗の特集になりました。すなわち、草木染めの醍醐味は、四季折々その染めるプロセスにあります。きだてさんのいつもの暮らしぶり、その毎日の散歩道からはじまる創作の源を紙面から感じてください。

きだて槙江さん「朝露」
ソヨゴ
ソヨゴ
ヨモギ
ヨモギ
桜
マツゲゴケ
マツゲゴケ

そしておなじみ坂田ルツ子さんには

ワンステップアップのための
シルクオーガンジーのマフラー

そのテクニックを紹介。花やレースや異素材の、サンプルマフラーを作ります。

巻頭のカラーページで、ルツ子さんのフェルトをアップで撮りました!その質感、透ける感じを、まず堪能してください。

坂田ルツ子さんのフェルト

今回の号の2つ目の特集は

羊をめぐる衣食住

スピナーにとっては、羊はずっと一緒の友というか、守ってくれるたのもしい伴走者のような存在かもしれません、そのよく知ってると思っている「羊」を大分析。どれほどいろいろなジャンルにわたって人の暮らしに羊が役にたっているかをご紹介します。

肉、乳、チーズにはじまり糸紡ぎ、フェルト、断熱材、堆肥、リサイクルまでのダイジェスト版。
羊をまわりの人に人に紹介したい時、是非使っていただきたい保存版資料です。

羊の恵み-衣食住
スピナッツ64号p28-29

今回から4回の予定で始まった連載は、

フォトエッセー「お天気のいい日は・・・」

ポンタのルーマニア・マラムレシュの旅で撮った写真とエッセーです。もっともっと糸つむぎ!
まず1回目は羊毛を洗うことからはじめます。


というわけでスピナッツ。今回も「実物本物主義」でいきます。
インターネットで出来ないこと。全部やります!乞うご期待。

スピナッツ64号 目次
エッセー 手紡ぎの風景63「イキタアカシ」 本出 ますみ
紙上ギャラリー シルクオーガンジーのマフラー
シェットランドレース
坂田ルツ子
田村直子
エッセー アンネの暮らし トルコ・コンヤの衣食住その5 暮らしの中に響く声 脇山智栄ダール
特集 きだて槙江 四季の草木と紡ぎのいとなみ
・春・夏・秋・冬の染料
・ウール・絹・もめんを染める
・二重織り
エッセー SHEEP SHIP MAIL No.55 ひつじの森からこんにちは 猿澤恵子
テクニック 坂田ルツ子 シルクオーガンジーのフェルトを極める
サンプルマフラーを作る 花のコサージュ、レース等
エッセー ちゅら島だよりNo.27 踊るように染めたいのよ藍を 西原千晶
エッセー 本の森vol.8 東洋の哲人パンダに問う 小西徹
特集 羊の恵み衣食住
羊毛から−紡ぎ、フェルト、空気を浄化、反毛、断熱材、堆肥
肉、乳、皮、毛皮
羊百年物語・4「おまわりさんも羊飼い」國政二郎他
日本の羊NOW 武藤浩史、岩田冨美子
手作りパオテント in 住宅リフォームフェア−
photoエッセー お天気のいい日はNo.1 羊毛洗い ルーマニア・マラムレシュ村
素材 ベリーグッズ6.裾物 veryMokoMokoチェビオット 坂田千明
羊ア・ラ・カルト 羊百年物語4 「おまわりさんも羊飼い」
日本の羊NOW
手作りパオテント in 住宅リフォームフェアー
國政二郎 他
武藤浩史・岩田冨美子
本出ますみ
料理エッセー トルコ料理の不思議 羊の肉とトマト味噌「サルチャ」 高木多香子
読者のページ 〜〜各地のSheep Station〜〜 各地のスピナーより
情報 インフォメーション ギャラリー情報・イベント・ワークショップ・作品展
情報 2006年度版スピナッツバックナンバーリストNo.1〜No.63 各地の特集一覧
紙上ギャラリー 松下幸子、河瀬智子、細野輝子
広告 〜〜CM〜〜
編集後記 おもちゃ箱 編集部

スピンハウス日記(スピナッツ64号関連の記事)


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